【タコ図鑑006】ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコ
  学名:Hapalochlaena fasciata
  英名:Blue-lined Octopus
界 : 動物界 Animalia
 門 : 軟体動物門 Mollusca
 綱 : 頭足綱 Cephalopoda
 上目 : 八腕形上目 Octopodiformes
 目 : タコ目(八腕目) Octopoda
 亜目 : マダコ亜目 Incirrina
 科 : マダコ科 Octopodidae
 属 : ヒョウモンダコ属Hapalochlaena
 種 : ヒョウモンダコ
■生態
体長は10cmと小型だが、唾液に猛毒のテトロドトキシンを含む毒タコ。
 体表に青い輪状模様が並び、胴部分には青い線模様が並ぶ。
 「ヒョウモン」の名は、その模様が豹のようであることからつけられた。
本種の近縁にオオマルモンダコがいるが、
 オオマルモンダコは胴部分にも輪状模様が並ぶ事から判別できる。
分布は日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域。
 国内だと九州北部で目撃例が多い。
■テトロドトキシン
一般にはフグ毒として有名。
 ヒョウモンダコはカニを捕獲する際に、毒素を分泌して獲物を麻痺させる為に用いる。
稀にヒョウモンダコを手に持っている画像などを見るが、実際は危険行為である。
 ヒョウモンダコに人間が動脈などを噛まれると、めまいや呼吸困難を引き起こす。
 2mg前後が致死量とされ、海外では死亡例もある。
 (おまけに、本種は痛みを感じさせずに噛みつき、毒を注入する。)
 よって、安易に本種に触れる事はオススメできない。
※他にテトロドトキシンを持つ生物
・アカハライモリ
 ・ツムギハゼ
 ・スベスベマンジュウガニ
photo credit: PacificKlaus via photopin cc
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コメント
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