ウミウシ図鑑023:ニシキウミウシ

large_8050220238

ニシキウミウシ
学名:Ceratosoma trilobatum (J. E. Gray, 1827)

界   : 動物界 Animalia
門   : 軟体動物門 Mollusca
綱   : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : Apogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
目   : 裸鰓目 Nudibranchia
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
科   : イロウミウシ科 Chromodorididae
属   : ニシキウミウシ属 Ceratosoma
種   : ニシキウミウシ

large_3160082348
■分布・生態

インド、西太平洋の熱帯域に分布し、浅い岩礁域で見られる。
体長は通常80~100mm程度、最大で130mmになる。

細長く硬い体を持ち、体色は淡緑色や黄褐色、赤紫色などバリエーションが多く、白色・黄色・赤色などの斑紋が散財する。色彩のバリエーションがただでさえ多い種であるが、世界中から色彩変異個体の報告があるというふざけた状態。

本種を識別するにあたっては外套膜を見るといい。
頭部の左右で1対、鰓前方箇所で1対の計2箇所で外套膜が左右に張り出すといった特徴がある。

外観がとても似ているテヌウニシキウミウシと混同しがちだが、その判別も上記の外套膜の張り出しで判別が可能。(テヌウニシキウミウシの外套膜の張り出しは計3箇所で本種は2箇所)

 

■色彩の違う個体(ぶっちゃけ、この種は色や模様とかで判別とか無理じゃないかなと思う)
large_5942998540

 

■動画:ニシキウミウシとウミウシカクレエビ


photo credit: Nemo’s great uncle via photopin cc
photo credit: crawl_ray via photopin cc
photo credit: Nemo’s great uncle via photopin cc

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>