ウミウシ図鑑023:ニシキウミウシ
ニシキウミウシ
学名:Ceratosoma trilobatum (J. E. Gray, 1827)
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : Apogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
目 : 裸鰓目 Nudibranchia
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
科 : イロウミウシ科 Chromodorididae
属 : ニシキウミウシ属 Ceratosoma
種 : ニシキウミウシ
インド、西太平洋の熱帯域に分布し、浅い岩礁域で見られる。
体長は通常80~100mm程度、最大で130mmになる。
細長く硬い体を持ち、体色は淡緑色や黄褐色、赤紫色などバリエーションが多く、白色・黄色・赤色などの斑紋が散財する。色彩のバリエーションがただでさえ多い種であるが、世界中から色彩変異個体の報告があるというふざけた状態。
本種を識別するにあたっては外套膜を見るといい。
頭部の左右で1対、鰓前方箇所で1対の計2箇所で外套膜が左右に張り出すといった特徴がある。
外観がとても似ているテヌウニシキウミウシと混同しがちだが、その判別も上記の外套膜の張り出しで判別が可能。(テヌウニシキウミウシの外套膜の張り出しは計3箇所で本種は2箇所)
■色彩の違う個体(ぶっちゃけ、この種は色や模様とかで判別とか無理じゃないかなと思う)
■動画:ニシキウミウシとウミウシカクレエビ
photo credit: Nemo’s great uncle via photopin cc
photo credit: crawl_ray via photopin cc
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