ウミウシ図鑑004:ミゾレウミウシ
■ミゾレウミウシ
学名 :Chromodoris willani (Rudman, 1982)
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : Apogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
目 : 裸鰓目 Nudibranchia
亜目 : ドーリス亜目 Doridacea
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
科 : イロウミウシ科 Chromodorididae
属 : コモンウミウシ属 Chromodoris
種 : ミゾレウミウシ
■分布・生態
西太平洋~インド洋に分布。国内では房総半島以南で確認されている。
(沖縄、八丈島などでは、季節を問わず水深20m前後の岩礁域で普通に見られる)
体長は通常10~30mm程度。最大で50mm程まで育つ。
半透明な白色~青白色の背面に、濃い青の縦線が3本入る。
(この縦線がつながらず、途切れる固体もいる)
ダイアナウミウシやミスジアオイロウミウシと似た容姿であるが触角と二次鰓を見る事で簡単な判別が可能。
(本種の触角、二次鰓は白または赤色で、白点模様が入る)
ネットショップ等で販売されている姿もよく見かける種であるが、
現在において食性が不明な点もあり、長期飼育は難しい。
(一応、白色のカイメンを摂食するという話はある)
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