ウミウシ図鑑011:キイロウミウシ
キイロウミウシ
学名:Glossodoris atromarginata (Cuvier, 1804)
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : Apogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
目 : 裸鰓目 Nudibranchia
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
科 : イロウミウシ科 Chromodorididae
属 : イロウミウシ属 Glossodoris
種 : キイロウミウシ
■分布・生態
相模湾以南、西太平洋、インド洋に分布。
沿岸の岩礁域やサンゴ礁域で見かけられる。
体長は通常15~30mmで最大90mm程度。
名前に「キイロ」とつくが乳白色や淡褐色の固体が多い。
色彩変異の多い種で、背面が褐色を帯びる固体も存在する。
比較的、日本近海のものは黄色や白色の強い個体が多く、南方系のものは茶色が
強い固体が多い模様。
外套膜は波状で、縁は黒く内側が白色。
触角、二次鰓の先端は黒みをおび、基部は白い。
食性はカイメン類を食べ、食べるカイメンの種類によっ
て本個体の体色が変化すると言われている。
photo credit: taso.viglas via photopin cc
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