ウミウシ図鑑002:アオウミウシ

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■アオウミウシ
学名 :Hypselodoris festiva (A. Adams 1861)

界   : 動物界 Animalia
門   : 軟体動物門 Mollusca
綱   : 腹足綱 Gastropoda
亜綱  : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱  : Apogastropoda
上目  : 異鰓上目 Heterobranchia
目   : 裸鰓目 Nudibranchia
亜目  : ドーリス亜目 Doridacea
上科  : ドーリス上科 Doridoidea
科   : イロウミウシ科 Chromodorididae
属   : ヒプセロドーリス属 Genus Hypselodoris
種   : アオウミウシ

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■分布・生態

日本国内では本州と九州の海岸から浅い海底に生息。日本国外では香港などに生息する。
(沖縄県では見つかっていない)

全身がきれいな青に黄色の斑紋、それに赤い触角をもつ鮮やかな体色の小型種で、最も有名なウミウシの一つ。体長40mmまで育つ。

体は偏平で細長い。背面や側面に突起などはなく、滑らかな体をしている。
全身が鮮やかな青。背面の縁取りが黄色く、また背面正中線の触角の間から外鰓の前まで、それにその後ろにも黄色い線がある。さらに縁取りと正中線の間にも破線状に黄色い斑紋があり、それらの間には黒点が並ぶ。(黄色の破線と黒点はないものもある)
触角は橙色または橙赤色。外鰓は円形に並んで白く、その縁取りが赤い。
5-8月に岩やホヤの上に白い螺旋状の卵塊を生み付ける。

■飼育

餌の安定供給が難しく、長期飼育は難しい。
(クロイソカイメンのみを食す。人口の餌を食べた報告は無い)

クロイソカイメン【Halichondria okadai】
尋常海綿綱イソカイメン科の海綿動物。
本州中部以南に分布していて,潮間帯の岩盤上や潮だまりなどで径100mm内外に広がった樹皮状の群体をつくる。上皮は黒色から黒灰色であるが,内部の中膠層(はやや薄い色で両者がはっきり区別される。低い突起がしばしば山脈状に並び,その先端に円形の出水孔が開いている。体表面にある小さな入水孔は不明瞭である。骨片はケイ質で桿状体の骨片が大部分を占める。

photo credit: Nemo’s great uncle via photopin cc
photo credit: crawl_ray via photopin cc

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