ウミウシ図鑑001：ミドリリュウグウウミウシ

■ミドリリュウグウウミウシ
学名:Tambja morosa　(Bergh, 1877)

界　　 : 動物界 Animalia
門　　 : 軟体動物門 Mollusca
綱　　 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱　 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱　 : Apogastropoda
上目　 : 異鰓上目 Heterobranchia
目　　 : 裸鰓目 Nudibranchia
亜目　 : ドーリス亜目　Doridacea
上科   : フジタウミウシ上科 Polyceroidea
科　　 : フジタウミウシ科 Polyceridae
属　　 : ニシキリュウグウウミウシ属 Tambja
種 　　: ミドリリュウグウウミウシ

■分布・生態

西太平洋の熱帯域に主に分布。岩礁壁面などで見られる。
日本近海では伊豆以南で見られる。（沖縄では２月～５月）
やや稀であるが、フィリピンやインドネシアでは普通種。

体地色は黒色から暗緑色、暗青色、または黒色。暗青色の不規則な円斑を持つ個体が多い。
日本やニュージーランド等の温帯域に生息する個体は緑色がかったものが多く、熱帯域に生息する種は黒味が強い模様。頭幕縁や腹足縁は青い。

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