ウミウシ図鑑041:パイナップルウミウシ
パイナップルウミウシ
学名:Halgerda willeyi (Eliot, 1904)
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : Apogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
目 : 裸鰓目 Nudibranchia
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
科 : ドーリス科 Dorididae
属 : ヒオドシウミウシ属 Halgerda
種 : パイナップルウミウシ
■分布・生態
果物なのかウミウシなのかよくわからない名前だが、本種はウミウシである。
インド洋、西太平洋熱帯域に分布する大型種。
体長20~80mm程度の個体がよく見られるが最大100mmを超えるものもいる。
半透明の体に背面隆起部の突起とそれを結ぶ線がある。
この突起を結ぶ線は黄色や橙色、または白色。
隆起部の間の谷部は白色や青白色、または黒灰色。
更に谷底部分に黒色の線や点が入る。
本種は個体によって色彩変異が多く、ややこしい。
(未分類の数種類のウミウシを含む可能性があるとされている)
背面突起部の線が黄色の個体が見られることが多い模様。
だからといってパイナップルという名付けは少々安直過ぎるのではないか。
photo credit: richard ling via photopin cc
photo credit: Stephen Childs via photopin cc
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