ウミウシ図鑑014:イガグリウミウシ
イガグリウミウシ
学名:Cadlinella ornatissima (Risbec, 1928)
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
下綱 : Apogastropoda
上目 : 異鰓上目 Heterobranchia
目 : 裸鰓目 Nudibranchia
上科 : ドーリス上科 Doridoidea
科 : イロウミウシ科 Chromodorididae
属 : イガグリウミウシ属 Cadlinella
種 : イガグリウミウシ
相模湾以南のインド・西部太平洋に分布。
潮通しの良い岩礁域・珊瑚礁域に生息する。
通常10~15mm程度で最大で34mmになる。
橙色・黄色の体色を持つ固体が有名だが、頭部が半透明な固体なども見られ、色彩変異が多い。
卵型の体の背面からやや硬い疣状突起が突出する。疣状突起は白く、先端は鮮やかな赤色をしている。
(上記の、頭部が半透明な固体などは、この疣状突起先端の赤が淡くなる傾向がある)
触角は白色で、螺旋状の畝が入る。
非常に臆病な種で、外敵が近づくと二次鰓を隠す習性が見られる。この習性の為か、本種の二次鰓が撮影された写真は少ない。
photo credit: crawl_ray via photopin cc
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